『マイホームと都会を離れる選択』

familyship

郊外で暮らすという選択|家族の時間を取り戻すために

マイホームと自然に近い暮らしの選択

私たち家族は、

夢だったマイホームの建設をきっかけに、

自然の中での新しい生活をスタートしました。
長年暮らしてきた街を離れる決断は、

決して簡単ではありませんでした。
けれど、アパートでの生活では

子どもの声や足音に気を遣うことが多く、
私たち自身もどこか息苦しさを感じていました。
「子どもに、大人のストレスを感じさせたくない」──
そう思うようになった頃から、自然の中でのびのび暮らしたいという気持ちが、
少しずつ大きくなっていったのです。

第二の都市での暮らし

もともと私たちが暮らしていたのは、

いわゆる“第二の都市”と呼ばれる場所。
大都市ほどの喧騒はないけれど、

生活の便利さと程よいアクセスが魅力の街でした。
交通機関は限られていましたが、

車移動が当たり前の地域だったため、
郊外に移っても生活スタイルに大きな変化はありませんでした。
近所にはスーパーや保育園などもそろっており、
日常の買い物や子育てに困らない。
そのちょうどいい便利さが、暮らしの安心感につながっていたように思います。

郊外で感じる新しい豊かさ

そして今、

私たちは自然の中での暮らしを楽しんでいます。
便利さは少し減りましたが、その分、得られたものがたくさんあります。
カーテンを閉めずに窓を開け放てば、

心地よい風とともに季節の移ろいが家の中まで届く。
庭で土を触ったり、

小さな畑で野菜を育てたり。
街ではなかなかできなかった体験が、

今では子どもたちと過ごす日常の一部になりました。

実は、妻の親友がこの地域に先に暮らしていたことも、移住を後押ししてくれました。
親友と近所で生活できることは、

妻にとって大きな安心であり、

喜びでもあります。
お互いの子どもたちも同じくらいの年齢で、
休日に一緒に近所の農家さんの畑に芋掘りに行ったり、遊ぶ姿を見るたびに、
「こうした時間を共有できることが、どれほど貴重なことか」と感じます。

親友と同じ場所で暮らし、同じ時期に子どもを育てる。
そんな偶然が重なることは、人生の中でそう多くはありません。
お互いの家を行き来しながら、笑い合い、

悩みを分かち合い、
一緒に子どもたちの成長を見届けられる──

それは、
この自然の中での暮らしで得られた、

何よりも大きな幸せのひとつです。

経済的な理由も大きな後押しに

郊外を選んだ理由のひとつには、

もちろん現実的な理由もありました。
土地に広さに対して価格が比較的手頃で、

家族の理想を形にしやすかったこと。
それは、私たちがマイホームを実現するうえで大きな支えになりました。
無理のない生活の中で、

家族が安心して暮らせる場所を持てること。
そのこと自体が、心の豊かさにつながっていると感じます。

都会も良い、郊外も良い

都会の便利さも魅力的ですが、

自然の中での暮らしには、

また別の豊かさがあります。
どちらが正しいということではなく、

家族にとって心地よい場所を選ぶことが大切なのだと思います。

私たち家族にとっては、

季節を感じながら過ごせる今の暮らしが、

とても合っているようです。
庭に咲く花を眺めながらコーヒーを飲む時間、子どもたちと家庭菜園を楽しむ日々。
そんな日常の中に、

これまで気づかなかった幸せがたくさんあることを知りました。

まとめ|「暮らす場所」は、心が落ち着くところ

マイホームを建てるという大きな節目の中で、
私たちは“どこで、どんなふうに暮らしたいか”を改めて考えました。
便利さよりも、家族の時間を大切にできる環境を選んだことは、
今でも間違いではなかったと思います。

これからも、

季節の変化や子どもたちの成長とともに、
この自然の中での暮らしをゆっくりと育てていきたいと思います。

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